一日目

ファランポーン駅

今回の旅も出発までパッキングをしてしまいあわただしく旅が始まった。駅でクレジットカードを忘れたことに気付き、コタツのコンセントを抜いたかを忘れ、いつもと同じである。
吉野家で牛丼を食べ、バスで空港まで向かった。空港はたくさん人がいた。8時すぎにJALカウンターにあるチャイナ・エアのカウンターでバックパックを預けた。JALカウンター(グラホス)にお世話になったのははじめてである。(いつもはスターアライアンスばっかり)バンコクまで行くことを伝え、シートは窓側の後方にしてもらった。チャイナ・エアのマイレージ会員にもなった。
適当に時間をつぶしてから出国カウンターに行った。福岡空港から出国するのは初めてで、どんなんかなーとわくわくしながら行くが、かなりしけてた。タバコを吸いに喫煙所まで行くのに歩いていると、前から日本人のおばさんに「Excuse me.」と言ってきた。「What?」と聞いてみると、持っていたパスポートが日本だとわかり、どこかに消えていった。僕は日本人に見えないのか?
時間がきたので機内へ。機内はツアーの人たちでごったがえしていた。搭乗率は90%を超えていたと思う。機体はエアバスだった。高校三年生に乗って以来だ。
無事に離陸したので一眠りした。起きると横には桜島が見えた。待ちに待った機内食がやってきた。チキンを食べたのだが結構いけた。すべて平らげた。また眠りについた。起きると台湾の上を飛んでいた。
台北に着き、乗換えでバンコクに出発した。機体はボーイング737−800だった。また機内食がでてきた。ポークにしたのだがあまりおいしくなかった。ベトナムの上を飛んでいる時に「THE BLACK EYED PEAS」の「Where Is The Love」が流れていた。テンションがあがった。
そんなこんなで、バンコクに到着。入国カウンターで順番待ちをしている時は緊張した。が、質問もなくあっけなく終わった。
無事入国し、両替を済ませ、外に出た。どうやって市内まで行こうかと考えた結果、電車にした。駅を見つけるのに15分もかかった。チケットカウンターは出発の5分前ぐらいにあいた。チケットを10B(バーツ)で買い、電車を待っていると、バックパックを背負った日本人らしき人に声をかけてみた。日本人だった。
旅の話をしながら電車にゆられ、物売りのにーちゃんからもち米とビーフジャーキーを買い、食べながら話していると、ファランポーン駅についた。
とりあえず、今日のノーンカーイ行きの電車のチケットはほしいので、カウンターに行った。なんとかチケットを手に入れた。残りのチケットは現地で買おうと考えたけど、今のうちに買っておいたほうが安心できると思い、残りのチケットを買うことにした。怪しいツーリストに声をかけられて「もうチケットはない」とか言われたけど、カウンターに行ったらチケットはあった。カウンターのおっさんの勘違いとかで時間はかかったけど、無事チケットを手に入れた。
そして電車で一緒だった日本人と屋台でご飯を食べた。彼の名前はKさん。Kさんおすすめのカオマンガイというのを食べた。25Bだった。とてもおいしかった。あと、バーミーヘン。最高でした。豚のにんにく炒めごはんもおいしかった。トムヤムクンは僕は苦手な食べ物だとわかった。パクチーレモングラスがうけつけないらしい。Kさんのにおごってもらいました。ごちそうさまでした。
Kさんと別れて、電車に乗り込んだ。電車は寝台だった。僕のベットは上だった。疲れていたのですぐに眠りについた。