六日目

夜ごはん

いつものように電車で朝をむかえる。ちょっと体がだるく、気分がすぐれない。もしかしたら、マレーシアで蚊に刺されてマラリアにかかったのかも?日本に戻ったらすぐに検疫に行こう。旅行保険入ってるしなんとかなる。
前の席のおねーちゃんは、三島由紀夫の英字の本を読んでいた。かなり渋い。自分も日本に帰ったら読んでみよう。1時間遅れでバンコクファランポーン駅に着いた。両替所が開いていたので両替をした。助かった。
バンコクは暑い。日差しも強い。日焼けするのにはほんといい所だ。今日の宿はどうしようかと考えた。ムエタイもみたいし、街もぶらぶら歩いてみたい、BTSにも乗ってみたいと候補がいくつかあがった。タバコをふかして考えた結果、サヤーム周辺に泊まることに決めた。駅から歩いていける距離だし、日焼けでもしようと思い、歩き出した。
信号待ちをしていたらトゥクトゥクがとまって、乗れよ、カオサンに行くんだろ?とか言ってきた。カオサンには行かないと言うと、いいから乗れとか強引に乗せようとする。いらんて言ってるやろー、どっか行けやって言うと、ファッキンジャップと言って行きやがった。一瞬、頭が真っ白になったが、ファッキンタイランドと言い返してやった。たかが30〜50Bかもしれへんけど、もったいないねん。時間はあるから歩きたい。そんなことを考えながら30分ぐらい歩くと、今日泊まろうとしているゲストハウスに着いた。
フロントでチェックインかと聞いてきたので、1泊したいと言うと、えーっとか冗談まじりで言ってきた。自分もごめんねーっと笑いながらこたえた。とりあえず部屋を見て決めたらって言ってきたので、部屋を見ることに。シングルベッド、エアコン、ホットシャワーで400B。ここに泊まることにした。とりあえずシャワーを浴び、街にくりだした。
まずはマクドで昼ごはん。マクドはやっぱりアメリカかも。次はバーガーキングを食べたいと思い、さがすが近くにはなかった。BTSに乗ってみた。結構快適。
タイ式マッサージをやってみようと思い、行くことにした。タイ式マッサージはくだらん。なんも気持ちよくない。ついでにスペシャルはどうだ、って。もー、2時間返してほしかった。このことは忘れようと思い、BTSでわけわからんところに行った。気分をかえるために、コカコーラをコンビニで買って飲んだ。
宿に戻り、ムエタイに行くか、ゴーゴーバーに行くかとか考えた。とりあえずここにいて考えててもなーと思い、外で考えることにした。テラスっぽい所に日本人らしき人がいた。すっているタバコはKOOLだし日本人だろーと思い、話しかけた。彼女は日本人だった。話をしていると男性が出てきた。彼女と彼は明日インドに行くってことだった。今日はパッポンに行くということだったので、ムエタイは今度に行くことにし同行させてもらった。
BTSでタニヤ通りまで行き、屋台で夜ごはんを食べ、ぐるぐる歩き回った。コピー商品がたくさんあった。カバン、時計、CD、DVDなどなど。
ゴーゴーバーに挑戦した。客引きがすごい。男性女性関係ない。いろいろ見てまわるがどれも同じにみえてしまい、てきとうに入る。ビール90B、コーラ80Bで水着をきたおね―ちゃんを見て楽しむ所だ。中には男性ちゃう?ってのもいた。小一時間くらいして店を出た。次はタニヤ通りに戻って歩いてみる。ちらほらと日本人のおじさんたちがいた。そこからゲイロードに行った。自分にはよってこなかったが、もう一人の彼のほうには何人もよってきてゲイに好かれていた。
BTSが24時で終わるので、宿の周辺に戻り、ハードロックカフェに行った。中に入ると、白人がタイ人のおねーちゃんとたわむれていた。おねーちゃんを買うのは日本人だけじゃないんだーと思った。
宿に戻り、部屋に戻ってすぐに寝た。