八日目

朝、６時半に宿を出て、駅に向かった。駅でチケットを買うために、昨日列車の時刻を書いた紙を渡した。駅員は悩んでいる。自分が円をかくようにジェスチャ―するとわかってくれた。日本語も英語も通じない時はこれにかぎる。列車の時間まで暇があったのでコンビニで食料を買い、電車に乗り込んだ。
花蓮に着いた。次の電車まで一時間あったので駅から出てみた。体がだるかったので駅周辺を歩くだけにしといた。天気が良かった。弁当屋があったので買って、駅に戻り電車に乗り込んだ。
自分の席には日本人の中年のおじさんが座っていた。英語で僕の席なんだけどと聞くと、日本語で女連れてるから席をかわってくれと言ってきた。栃木なまりがあった。英語はできないが、中国語はものすごくうまかった。電車が出発して、弁当を食べた。豚の煮込みに野菜炒めがごはんの上にのっていた。
昼寝をしていたら台東に着いた。すぐに次の高雄行きの電車がきた。また昼寝をしていたら、高雄についた。２０時をまわっていたが、駅の周りには客引きがたくさんいた。かなりしつこい。無視してタバコをふかしていても、まわりをうろうろしている。宿は決めていたので地図を見ながら歩いた。ホテルを見つけ、チェックインをした。セミタブルベッド、テレビ、エアコン、トイレ、バスタブ、シャワーで５００元。バックパックをおろしてテレビをつけた。体がだるい。熱もある。吐き気もある。すぐに寝た。